こんにちは。
山形県米沢市のアイタ工業です。
前回に引続きまた別種の広葉樹の丸太を入荷いたしました!
今回も写真と併せて樹種と製材の様子を紹介させていただきます
まずは丸太の運搬の様子から
今回は特に樹種も多く
楢(なら)、橅(ぶな)、桜(さくら)、栗(くり)、鬼胡桃(おにぐるみ)
の5種の丸太がこちらのトラックに積んであります
こちらのトラックには後方部にローダークレーンという機械が設置されており
先端の爪で丸太を掴んで丸太を荷台から降ろします。
イメージとしてはゲームセンターにあるUFOキャッチャーに近いイメージです
(※気になる方は ヒアブ車 で検索してみてください)
この中から今回は特に楢(なら)と桜(さくら)について紹介したいと思います
まずは楢(なら)から
楢(なら)の種類の中でもコナラはドングリが実ることで知られている木です!
丸太の見分け方としては樹皮が厚くごつごつとしており
木口は辺材(樹皮の近く)部分が3センチほどの茶色、
心材(丸太の中心)部分は辺材部分に比べて白色になるのが特徴です
現在、楢(なら)は楢枯れ病が各地で広がっており、
良材を手に入れることが難しくなっておりますが
今回は最大直径40センチまでの良材が入ったので
1枚の厚みが40~90㎜の厚版に製材しました!
製材状況がこちらです
節も少なくとても綺麗な厚版が取れました!
楢(なら)は広葉樹の中でも比重が大きく
とても重たい木であり、さらに製材直後で水分を含んでいるため、
板を1枚運ぶのに2人がかりで移動させ、積む作業にはフォークリフトを使用しました
続いては桜(さくら)です
桜(さくら)は言わずと知れた知名度のある木で、
ちょうど今の時期にはお花見を楽しまれた方も多いのではないでしょうか?
丸太の見分け方としては樹皮が、幹と直行し横に剥けてくるんとロールするのが特徴です
今回、桜(さくら)はここ最近の問い合わせが多かったため
22ミリの厚さでフローリング用の板として製材しました
製材状況がこちらです
こちらも色味の良い綺麗な板材がとれました
桜(さくら)の木はバラ科に所属し、板がとても良い香りがするため
製材中には工場内が桜餅のような香りに包まれます!
1段には6枚程度を並べて、桟を入れて積み重ねて乾燥機にかける準備を整えます
乾燥後には厚みと幅を整え、エンドマッチをつけてフローリングとなります
桜(さくら)のフローリングは経年と共にで上品な落ち着いた色に変化します
また、水や虫にも強いため大変人気も高くなっております
是非ご興味のある方は弊社までお問い合わせください!!
ご覧いただき有り難う御座いました。
引き続き、広葉樹国産無垢材フローリングのアイタ工業をよろしくお願いいたします。
株式会社アイタ工業
ADD.〒992-0022 山形県米沢市花沢町2845 TEL.0238-23-1847
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