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県内初で唯一の広葉樹製材のJAS認証工場「アイタ工業」 !

執筆者の写真: アイタ工業 相田吉幸アイタ工業 相田吉幸

こんにちは。

山形県米沢市のアイタ工業です。


タイトルのとおり

弊社アイタ工業では事業内容のひとつとして

山形県産広葉樹の取り扱いや製材があるのですが

実は県内初で唯一のJAS認証工場だったことはご存じでしょうか?





少し長くなりますが順を追ってJAS認証について簡単にご説明いたします!


JASとは?


JASは、Japanese Agricultural Standardsの頭文字をとった言葉です。

JASは、食品・農林水産分野において農林水産大臣が定める国家規格であり、国内市場に出回る食品や農林水産品の品質や仕様を一定の範囲と水準に揃えるための基準の他、産品の生産や流通プロセスなど様々な規格を制定しています。 

index-100.pdf (maff.go.jp) (農林水産省HPより抜粋)


  

R6年度で上記様々な食品・農林水産分野でJAS規格は合計92規格があります。

そのうち林産物分野は13規格が存在し、その13規格の中の一つが「製材」です。



「製材」について


「針葉樹の構造用製材」、「針葉樹の造作用製材」、「針葉樹の下地用製材」、

「広葉樹」、「枠組壁工法構造用製材」、「枠組壁工法構造用たて継ぎ材」、

「機械による曲げ応力等級区分を行う枠組壁工法構造用製材」があります。



上記のとおりその製材の分野の中でも細分化された品目があり

その中の一つに属するものが広葉樹と分かれており



アイタ工業では『製材』の規格の中の『広葉樹』品目にて

JAS規格を取得していることになります!



JAS規格を取得している場合にできること


上記で説明したJAS規格を取得しているため

『一定の品質や基準を要求される(JASマークをつけた)

 広葉樹材をアイタ工業から出荷することが可能』です(※)

(※弊社工場の認定はBタイプのため格付けのための資料の検査は第三者検査機関に依頼し、

その結果に基づき判定・格付を実施しJASマークを表示します)



広葉樹はご存知の通り製材を行った際に出てくる

板の表面の風合い(色、模様)は1つとして同じものがありません!

そして自然由来であるがゆえに、どうしてもその板の中には、

節や割れ、曲がりの大きい板も出てくる場合があります。

この時、ある一定の基準以下の材料を除き、基準に見合った等級の板を

判定・格付の選別を行い、出荷を行います。






JAS認証工場に必要な条件



認証工場等に配置すべき品質管理を担当する者及び格付を担当する者の

資格及び人数を定めています。ただし、経営者は除きます。

配置する資格者の人数は、Bタイプ認証事業者では2名以上です。

品質管理及び格付を担当する者の資格は、全国木材検査・研究協会が

開催している資格者等養成研修会を受講し、所定の成績を納めた後、

登録認証機関が資格者として登録することにより資格が与えられ

資格要件の維持のために、資格者等養成研修会修了後3年を経過し、

かつ、4年未満の資格者を対象に更新研修を行っています。



必要条件の中に資格保有とその人数がありましたが

こちらの品質管理や格付に必要な資格保有者が

アイタ工業では、なんと6名在籍しております!(R6年現在)



この資格を基に広葉樹を複数のプロの目線で日々、

目利き、判別しながら材料や状態によって様々な商品に加工し、

お客様の手元へ届くまでの管理を行っております!



いかがでしたでしょうか?

様々な用途で用いられる広葉樹の製材についてご興味がある方は

是非一度アイタ工業へお問い合わせください!





ご覧いただき有り難う御座いました。 引き続き、広葉樹国産無垢材フローリングのアイタ工業をよろしくお願いいたします。



 

株式会社アイタ工業

ADD.〒992-0022 山形県米沢市花沢町2845 TEL.0238-23-1847



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